オタク婚活

オタクの婚活会話が不安なあなたへ

オタク婚活の教科書
編オタク婚活の教科書 編集部
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読者の心の声

「何を話せばいいか分からない。どうせまた沈黙になる」

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読者の心の声

「好きなアニメの話をしたら、相手の表情が曇った気がした」

読

読者の心の声

「趣味を正直に話すのが、こんなに怖いとは思わなかった」

婚活の会話でこうなる原因は、たいてい話し方ではありません。趣味を出す順番を間違えているだけです。順番を直せば、同じ趣味でも反応が変わります。この記事は、その順番を決める記事です。

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会話の難易度が上がった理由

マッチングアプリで会う人は、共通の友人も職場も持たない、ゼロから話す相手です。2025年に交際を始めた20〜40代655人へのアプリブ(App-liv)の調査では、恋人と出会ったきっかけの1位がマッチングアプリの41.7%で、職場・学校の25.5%を上回りました。

恋人と出会ったきっかけ(2025年)
マッチングアプリ41.7%
職場・学校25.5%
知人・友人の紹介10.5%

出典: アプリブ(App-liv)調査(2025年に交際を始めた20〜40代655人)

こども家庭庁の2024年7月のウェブアンケート調査でも、結婚相手との出会いのきっかけの1位はマッチングアプリで、約25%でした(次いで職場や仕事関係が21%)。

相手が自分を何も知らない状態から始まるので、趣味を話すと、それが人柄の全部として受け取られやすい。仕事の話なら「そういう仕事の人」で済むのに、趣味は「そういう人」になる。ここが怖さの正体だと思います。

最初の5分は、趣味を出さない

意外ですが、最初の5分に趣味は要りません。目的は、相手との共通点を探す入口を広くすることだけです。

話題通りがいい聞き方初手では避けたい言い方
プロフィール「写真の海がきれいですね。どこですか」「写真より実物のほうがいいですね」(外見への言及)
食べ物「最近、休みの日にラーメンを作ってみたんです」「ラーメン二郎派なんです」(いきなりマニアックな話)
休日「休みの日は、決まった過ごし方はありますか」「土日はずっと家でアニメを見てます」(初手の自己申告)

最後の行は、隠せという意味ではありません。聞かれたら答えていい。ただ、自分から切り出す1通目や最初の5分に置くと、相手に受け止める準備がない、ということです。

旗は1回だけ立てる

相手の返事が趣味に近づいたら、そこで出します。たとえば「休みの日は映画を見ることが多いです」と返ってきたとき。

  • 出し方の例: 「映画いいですね。自分は映像作品が好きで、最近はアニメ映画も見に行きます。『ルックバック』は見ましたか」
  • やりすぎの例: 「映画見るんですね!アニメは?『推しの子』見てます?自分、アイドルもの全般好きで……」と一気に自分の世界へ引き込む

出すのは1回、1つ、短くです。「こういう分野が好きな人間です」と旗を立てて、そこで止める。同じ旗に気づいた相手は、向こうから話を広げてくれます。気づかなければ、そのまま次の話題へ行けばいい。

2回目の旗は立てません。反応が薄かった話題を2回出すのは、押し付けです。

反応の読み方

旗を立てたあとの相手の反応は、だいたい3つに分かれます。

相手の反応読み方次にやること
「私も好きです」「面白そうですね」深掘りしていい「どこが好きですか」「おすすめはありますか」と聞き返す
「へえ、そうなんですね」と相槌だけ興味はないが、拒否もしていない広げず、相手の話に戻す。こちらの属性は伝わったので、それでいい
苦笑い、または話題を変えるこの趣味は合わない相手無理に続けず、早めに距離を取る

2行目が、いちばん勘違いされやすいところです。相槌だけの反応を「脈なし」と読んで、趣味を隠し直す人がいます。ですが、拒否していない相手はたくさんいます。趣味が合わないことと、人として合わないことは別です。

B

CASE FILE・架空の例Bさん

32歳の会社員Bさんは、休日の過ごし方を聞かれて「アニメを見たり、ゲームをしたりすることが多いです」と答えた。返ってきたのは「ああ、オタクなんですね。私はちょっと分からない世界で……」だった。Bさんはその日、かなり落ち込んだ。それでも次の相手には同じことを答え、「へえ、どんなの見るんですか」と返ってきた。1人目と2人目の差は、Bさんの話し方ではなく、相手の側にあった。

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相手の趣味を否定する言い方は論外です。ただ、価値観が合わないこと自体は、どちらが悪いわけでもありません。「合わなかった」という事実として受け止めて、次に進んで構いません。

説明から入らなくていい場

ここまでの順番は、一般のアプリで通用します。ただ、毎回「最初の5分は出さない、旗は1回」と気を張り続けるのは、続けるほど消耗します。

オタク専門の場では、この作業が最初から要りません。たとえばオタク専門の結婚相談所「ヲタ婚」は、公式サイトで、アニメやゲームという共通の趣味を持ち、真剣に結婚を考える人だけを登録対象としていると案内しています。Web入会の時点で必要な書類は特にありませんが、お相手の紹介を受けるには顔写真の掲載が必要で、身分証明書(免許証・保険証・パスポート)はお見合い開催日までに必須と、公式のQ&Aに書かれています。その手間と引き換えに、会員の前提がそろっている場です。

代償もあります。見かけの母数は一般のアプリより小さく、同じ専門の場にいても、推しているジャンルが違えば話は続きません。それでも、趣味を出すたびに相手の反応を測り直す作業に疲れた人には、その作業が減ること自体に価値があります。

まずは登録の流れを見てみて、続けるかどうかを決めてください。

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まとめ

  • 会話が失敗する原因は、話し方より趣味を出す順番にある。最初の5分は出さず、相手の返事が近づいたところで出す
  • 旗は1回、1つ、短く。反応が薄ければ、2回目は立てない
  • 相槌だけの反応は脈なしではない。趣味が合わないことと、人として合わないことは別
  • 毎回の見極めに疲れたなら、説明から入らなくていい専門の場に移る手もある