オタク婚活

「隠れオタク」の婚活、趣味は隠すべき?

オタク婚活の教科書
編オタク婚活の教科書 編集部
読

読者の心の声

「趣味、正直に書いていいのかな」

読

読者の心の声

「同僚や知り合いに見られたら、バレるのが一番怖い」

普段から趣味を隠している「隠れオタク」の怖さは、2つに分かれます。相手に引かれることと、知り合いに見られることです。後者は、趣味を隠していない人にはない怖さで、前者と同じ対処では解けません。この記事は、2つを別々に片づけます。

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怖さは、2種類ある

怖さ起きること対処
相手に引かれる趣味の話で微妙な空気になる趣味を行動で書く。出す量を調整する
知り合いに見られるプロフィールを職場の人や知り合いが見つける個人が特定される情報を出さない

混ぜて考えると、どちらの対処も中途半端になります。「見られるのが怖いから趣味は空欄」とすると、引かれる怖さを避ける手段まで捨ててしまう。

見られる怖さへの対処

プロフィールは、趣味を書くことより先に、自分が誰か分かる情報を出さないことで守れます。

  • 勤務先、学校名、フルネームは書かない
  • SNSのアカウントを紐づけない
  • 写真は、背景から場所が分からないものにする
  • 特定の人を表示させない機能があるかは、登録する前に、そのサービスで確認する

趣味を書くかどうかと、身元を守ることは別の話です。趣味は書いて、身元は出さない。この組み合わせで、見られる怖さは減らせます。

引かれる怖さへの対処

こちらは、趣味の書き方で変わります。

  • 弱い書き方: 「休日はアニメを見てます」(相手の入口が見つからない)
  • 強い書き方: 「週末は、新しく始まった作品を1本見て、感想を誰かと話したいです」

固有の作品名は、最初は出さなくて構いません。出すのは、何をしているかという行動です。相手が興味を持ったら、そこで作品名を出せば間に合います。

I

CASE FILE・架空の例Iさん

31歳の会社員Iさん(男性)は、職場にも趣味を隠している。婚活アプリでは同僚に見つかることを恐れて、趣味欄を空欄にした。反応はほとんどなかった。後日、勤務先と顔の特定につながる情報を出さないことを決めたうえで、趣味欄に「週末は気になるゲームを1本進めて、感想を話せる人を探しています」と書いた。届くメッセージの1通目が、ゲームの話に変わった。Iさんが恐れていたのは趣味を書くことではなく、身元が分かることだった。

「全員に隠す」から「選んだ相手にだけ見せる」へ

隠れオタクにとって、いちばん大きな切り替えは、隠す相手を絞ることです。これまでは「全員に隠す」だった。婚活では、「選んだ相手にだけ見せる」に変えます。

そのために、趣味を出す順番を決めておきます。プロフィールは行動で書き、作品名は会話が進んでから、規模(時間や使うお金)は、真剣に付き合うかを決める前までに伝える。隠し続けるのではなく、出す相手と時期を、自分で選ぶという形にします。

入口の数字

2025年に交際を始めた20〜40代655人へのアプリブ(App-liv)の調査では、恋人と出会ったきっかけの1位がマッチングアプリの41.7%でした。

恋人と出会ったきっかけ(2025年)
マッチングアプリ41.7%
職場・学校25.5%
知人・友人の紹介10.5%

出典: アプリブ(App-liv)調査(2025年に交際を始めた20〜40代655人)

こども家庭庁の2024年7月のウェブアンケート調査でも、結婚相手との出会いのきっかけの1位はマッチングアプリで、約25%でした(次いで職場や仕事関係が21%)。リクルートブライダル総研の「婚活実態調査2024」では、2023年に結婚した人のうち、ネット系婚活サービス(サイト・アプリ)を通じて結婚した人は11.4%で、過去最高でした。入口はオンラインで、使う場を選べます。

趣味を前提にした場

趣味への引かれる怖さを、毎回測り直すのが重いなら、趣味の理解を前提にしている場があります。たとえばオタク専門の結婚相談所「ヲタ婚」は、公式サイトで、アニメやゲームという共通の趣味を持ち、真剣に結婚を考える人だけを登録対象としていると案内しています。Web入会の時点で必要な書類は特にありませんが、お相手の紹介を受けるには顔写真の掲載が必要で、身分証明書(免許証・保険証・パスポート)はお見合い開催日までに必須と、公式のQ&Aに書かれています。その手間と引き換えに、会員の前提がそろっている場です。

隠れオタクの人は、身分証明書や顔写真を出すことに抵抗があると思います。公式のQ&Aでは、専用のIDとパスワードで使うので、知り合いに知られる可能性はないと案内されています。紹介は、会員が自由に検索して見る形ではなく、担当の婚活アドバイザーが提案する形で、機械によるオートマッチングは行っていないとされています。退会した場合、提出した証明書類と写真は、一定期間がたつと破棄されるとも書かれています。それでも、顔写真は掲載されるので、他の会員にどこまで見えるかは、登録する前に公式で確認してください。

代償もあります。見かけの母数は一般のアプリより小さく、同じ専門の場でも、推しているジャンルが違えば話は続きません。

それでも、引かれる怖さを毎回測り直すことに疲れている人には、その作業が減る価値があります。まずは登録の流れを見て、続けるかどうかを決めてください。

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まとめ

  • 隠れオタクの怖さは2種類。引かれることと、知り合いに見られること。対処は別
  • 見られる怖さは、身元が分かる情報を出さないことで守る。趣味は書いて、身元は出さない
  • 引かれる怖さは、趣味を行動で書く。作品名は会話が進んでから
  • 切り替えるのは、「全員に隠す」から「選んだ相手にだけ見せる」