オタク婚活

オタク女性の婚活、趣味は隠すべき?

オタク婚活の教科書
編オタク婚活の教科書 編集部
読

読者の心の声

「プロフィールの趣味欄に『アニメ・漫画』と書いて、大丈夫なのかな」

読

読者の心の声

「オタバレして、また引かれたらどうしよう」

読

読者の心の声

「隠したまま結婚しても、たぶんずっと疲れる」

この3つを同時に思っている人に向けて書きます。隠すか開示するかで迷っているなら、先に答えを言います。趣味は隠さなくていい。ただし、最初から全部を出す必要もない。 先に出すのは作品名ではなく、趣味があなたの休日と財布にどれだけ入り込んでいるか、という規模です。

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引かれる原因は、ジャンルより規模

「アニメが好き」と聞いて相手が構えるのは、アニメそのものが嫌だからではないと思います。その先を想像するからです。毎月の遠征、部屋に増えていくグッズ、休日の予定が全部埋まる生活。

相手が知りたいのは趣味の種類ではありません。その趣味が自分の休日と家計に、どれだけ食い込んでくるかです。

だからジャンルを濁しても、あまり意味がありません。「映画鑑賞です」と書いても、会ううちに規模はいずれ見えます。見えたときに初めて「聞いてない」となるほうが、ずっと痛い。先に規模を出しておけば、相手は想像ではなく事実で判断できます。

何をいつ出すかは、この順番が現実的です。

伝えること最初の方(プロフィール・メッセージ序盤)打ち解けてから
ジャンル大枠だけ(アニメ、ゲーム、推し活)作品名、推しの名前
使う時間出す(平日の夜と週末の半日、など)遠征やイベントの頻度
使うお金大枠だけ(月に数万円まで、など)中身と、これまでの総額
一人の時間出す(週に何日は自分のために使いたいか)相手に求める距離感

作品名を最初に書くのは、同じ作品を知っている人にしか届きません。大半の相手には何も伝わらず、伝わった少数にだけ強く刺さります。刺さる相手を探すなら有効ですが、最初の入口を狭めすぎるのも、それはそれで損です。

言い換えは入口だけに使う

同じ内容でも、言葉で反応が変わる、という話はよく聞きます。「オタク」と書くと構えられるのに、「推し活」と書くと通りがいい。ジャンルによっても受け取られ方が違う、と感じている人は多いようです(私が数えたわけではなく、よく聞く話です)。

そこで言い換えを使うのは悪くありません。ただし使っていいのは入口の1行だけです。「推し活が趣味です」で入って、会話の途中で「実は月に一度は遠征します」と出す。この順番なら嘘ではありません。やってはいけないのは、最後まで「映画鑑賞」で通すことです。

A

CASE FILE・架空の例Aさん

28歳の会社員女性。年に100本以上アニメを見るのに、婚活のプロフィールには「映画鑑賞」と書いていた。聞かれても、たまたま見たジブリ作品の話で合わせていた。休日に1クール分を一気に見たい人にとって、毎回その場を取り繕うのは地味に消耗する。数回会って疲れ、活動を止めた。再開したとき変えたのは1行だけで、「アニメ。週末は1クール分を見て、月に1回はイベントに行きます」と書いた。届くメッセージの1通目が「今期は何を見てますか」に変わった。

変わったのは趣味ではなく、相手に渡した情報の量です。

出会いの入口は、もうアプリが一番大きい

マッチングアプリで出会った割合の推移
2018年9.1%
2020年35.9%
2024年32.2%
2025年41.7%

出典: アプリブ(App-liv)調査(交際を始めた20〜40代)

アプリで出会った人の割合は、2018年の9.1%から2020年に35.9%へ上がり、2024年は32.2%、2025年は41.7%でした(いずれもアプリブの調査。年ごとに回答者が違うので、厳密な比較はできません)。

ここで言いたいのは「アプリをやれば出会える」ではありません。趣味に合う相手を探すなら、入口が大きくなったぶん、場を選べる幅も広がったということです。一般のアプリで探すか、オタク専門の場で探すか、どちらも使えます。

オタク専門の場が向く人、向かない人

専門のサービスでは、会員全員が何かしらのオタク趣味を持っています。趣味を説明する手間と、打ち明けるときの緊張が、最初から要りません。

ただ、それで話が合う保証はありません。オタクと言っても、アニメ、ゲーム、アイドル、声優、同人とジャンルは広く、同じ専門サービスにいても、推すものが違えば話は続かないことがあります。見かけの母数も、一般のアプリより小さくなります。

一方で、手間は減ります。たとえばオタク専門の結婚相談所「ヲタ婚」は、公式サイトで、アニメやゲームという共通の趣味を持ち、真剣に結婚を考える人だけを登録対象としていると案内しています。Web入会の時点で必要な書類は特にありませんが、お相手の紹介を受けるには顔写真の掲載が必要で、身分証明書(免許証・保険証・パスポート)はお見合い開催日までに必須と、公式のQ&Aに書かれています。その手間と引き換えに、会員の前提がそろっている場です。

向くのは、一般の場で毎回の説明と取り繕いに疲れた人です。向かないのは、一般のアプリで普通に会話が回っていて、趣味の話も困っていない人です。後者なら、わざわざ移る理由はありません。

まず見るだけで十分

いきなり登録を決める必要はありません。専門の場に、自分と似た趣味の人がどんなプロフィールで並んでいるのかを見る。それだけで、「自分の趣味を理解してくれる人は本当にいるのか」という疑いに、ひとつ材料が増えます。

合わなければ、やめればいいだけです。

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まとめ

  • 趣味は隠さなくていい。先に出すのはジャンルより、使う時間とお金の規模
  • 言い換えは入口の1行だけ。最後まで「映画鑑賞」で通すと、あとで痛い
  • 専門の場は説明の手間が消える代わりに、母数が小さく、ジャンルが違えば話は合わない